大和にたくさんの渡来人がいても皆仲良く暮らせたのは、そもそも大和民族に和の心があったからです。
ユダヤ人とはユダヤ教の信者やユダヤ人を親に持つ人の事だそうですが、私は大和民族とは本来、血統ではなく、大和心を持つ人達の事だと考えます。大自然との和が、人に対する和の基になります。
人とは言霊的には、霊(ひ)止(と)であり、「霊(ひ=神)のとどまるもの」の意味です。
自らに内在する神が、他(自然や人間など)に内在する神と出会うことで和が成立します。ですから、宇宙、大自然、つまり神と一体化するには、大いなる和の心、つまり大和心が必要なのです。
もとより和は、いのち(神)への感謝から始まります。それゆえ、私は神社で祈願する際、願意はいつも「神恩感謝」だけですが、大自然に融け込んで一体化するような感謝の瞑想こそ和の本質に近づく道だと思います。
大和心の美しさは、この大自然(=神)とともに生きることから育まれてきたのです。
自然との共生を意識し、自然を通して「いのち」の大切さと感謝を学ぶことが、美しい在り方の原点になると思います。
