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大和心

第9回 大和心-8

著者:小山一夫 / 公開日:2022-03-21

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

アインシュタインの相対性理論で最も有名なのはE=MC2です。(この2は二乗です) 奇しくもこれは伊邪那岐命と伊邪那美命に深く関わる話です。

このアインシュタインの方程式は、二つの読み方ができます。左辺から右辺に読む場合と、右辺から左辺に読む場合です。左辺から右辺へ読んだときは、これはビッグバンの原理であり、右辺から左辺へ読んだときは、原爆の原理になります。

アインシュタインが後に苦悩するのは、後者の開発に理論的な原理を示してしまったからでした。原爆は、ウランやプルトニウムなどの原子核が起こす核分裂反応を利用した爆弾です。少量の核物質がエネルギーと化した時に、物凄い破壊力を生み出します。

上記の方程式ですが、Eはエネルギー、Mは質量、Cは光速を意味し「エネルギー(E)=質量(m)×光速度(c) の 2 乗」の関係を説明しています。

この質量は、核物質とは限りません。要は、質量がそれ自体の光速の二乗倍というとんでもないエネルギーを生み出すという関係式です。

対するは、左辺から右辺へ読んだ際のビッグバンの原理です。ビッグバンの前は純粋なエネルギーしか存在しませんでした。そのエネルギーが、紆余屈折あるものの、質量を伴う要素を含んだ現在の宇宙を生み出しました。

ですから、このアインシュタインの方程式は、いわば創造と破壊の対極的な原理を示していると言えます。

そこで伊邪那岐命と伊邪那美命の話になりますが、この二柱の御神名の違いは「岐(ギ)」と「美(ミ)」の文字だけです。「岐(ギ)」は「気(キ=無形のエネルギー)」、「美(ミ)」は「体(ミ=有形の原因的無形要素)」を意味します。

この二つの要素がこの世の創造の原理になっていると記紀に書かれているのは驚きです。それに右旋と左旋の話が続きますが。古神道では、昔から古事記に宇宙創造の原理とその過程が詳解されていると伝えていますが、その通りだと思います。