
よく縁結びの神様とか、商売繁盛の神様とか、受験の神様とか、御利益的な話を耳にしますが、これはあまり真に受けないことです。
恋愛成就もいいですが、お賽銭をはずんだからといって神様が愛のキューピットみたいに、全国津々浦々飛び回ってマッチングに励むことはありません。
古神道では「神に御利益はないが、守りはある」と言います。これは神社に参拝すると、ある種の生命力が高まるという意味です。
神の御神徳つまり、神の四魂の内どの魂の働きが強いか、によって対応する自分の魂の力(生命力)が高まります。
これは今風に言えば、バッテリーがチャージされるとか、アプリがアップグレードするとか、に近い感覚でしょう。
幸魂は命を長らしめる働きがあります。ですので、幸魂の御神徳のある神社に参拝に行けば、病気に負けない生命力を高めて頂けることでしょう。
例えば、智を司る奇魂の神を祀る神社に参拝すれば、自分の奇魂の働きが強くなることで、受験にもプラスになるでしょうし、ビジネスの閃きもあるかもしれません。
とは言え、自分の地力や努力や心掛けも大事です。ひまわりのタネを撒くからひまわりが育つのであって、どんなに御祈願しても朝顔は咲きません。何も努力しないのに、神社に行くだけで全て解決などという虫のいい話はないのです。当たり前のことですが。
1×2は2ですが、10×2は20になります。つまり日頃から頑張っていれば、それだけより強く努力が報われる方向へ背中が押されるわけです。
霊があるのは人間だけですが、四魂は植物、動物、鉱物にもあります。
たとえば、植物でも人間と同じことになります。
ひまわりも神気を受ければ、雨風に負けないような強さ(荒魂)、周囲を和ませる優しさ(和魂)を持つ様になるでしょう。人も同じことだと思います。
神社に参拝し神気を浴びることで、その神の神威によって、自らの四魂は祓われ力(生命力)を増すことでしょう。