
「言必信、行必果」
言うことには嘘はなく、行なうことは潔い
論語・子路編の言葉です。
田中角栄総理は日中国交回復に際して、当時の周恩来首相からこのような墨筆の色紙をもらいました。
田中氏は、言葉の意味がよい事もあり、大変気に入ったようで、マスコミ各社の前で自慢げに披露したわけですが、それを知った安岡正篤先生は怒り心頭で憤慨したそうです。
後日北京で、周首相の側近だった中国の高官に聞きましたところ、周首相は学識深く、古代の文献についても造詣があったとのことでした。
ということは、意図的に、この色紙の文面を選んだことになります。
ではなぜ、安岡先生は怒り心頭に達したのでしょうか?
その答えは、論語をご覧になるとわかります。
そして、さらにその時、毛沢東主席は田中氏に「楚辞集註」という本を贈ったそうですがこれについても安岡先生は憤慨されたとの事です。