道を指し示すには、まず真実を明らかにする必要があります。
そしてその上で、正しい判断と対応をしなければなりません。
それが審神者(さにわ/神の正邪真偽を見分ける役目)の役割であり、
その司神(その働きを司っている神)が猿田毘古神なのです。
古事記によれば、
猿田毘古神は、天孫・邇々芸命)の天孫降臨(高天原から地上に降りてきたこと)の際、天と地の境ともいえる天の八衢(あめのやちまた/大虚空の高所)に出迎えに出たとされています。
猿田毘古神は、その時、上は高天原を、下は葦原中国(地上のこと)を強い光で照らし、邇々芸命達を地上へと導きました。
いつの世でも、「真相は闇の中」という言葉を耳にします。
以前、原子力発電所事故の調査報告が出ましたが、東電はほとんど調査に協力しなかったとか。
あの未曽有の大事故の真相は、まさに闇の中と云えます。
ですが、これで「過ちを繰り返さない」という教訓が得られるでしょうか?
明るく幸せな未来を拓くための道は、猿田毘古神の真実を見極める洞察力と、類まれなる強さが不可欠なのかもしれません。
苦難の時であればなおさらのこと、この神の御神徳に思いを寄せたいと思います。