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大和心

第200回 大和國一宮 大神神社-1

著者:小山一夫 / 公開日:2023-02-06

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

奈良県桜井市の大神神社は、大和國一宮です。

本殿はなく、三輪山を御神体としている日本最古の神社の一つです。

記紀には、この神社に関する記述が多くみられます。

それほど重要な意味を持つ神社だという事でしょう。

そのいくつかを見てみたいと思います。

1.古事記上巻

大国主神愁ひまして、「吾独して何かも此の国を得作らむ。孰れの神と与に吾は能く此の国を相作らまし」と告りたまひき。是の時に海を光して依り来る神有り。其の神の言りたまはく、「我が前を能く治めてば、吾能く共与に相作り成してむ。若し然らずば国成り難てまし」とのりたまひき。かれ大国主曰したまはく、「然らば治め奉らむ状は奈何にぞ」とまをしたまえば、「吾をばも倭の青垣東の山上にいつき奉れ」、と答言りたまひき。此は御諸山の上に坐す神なり

『そこで、大国主神は嘆いて、「私ひとりでどうやってうまくこの国を作ることができようか。どの神が私と一緒によくこの国を作るだろか」と仰せになった。この時、海面を光り輝かせて近づいて来る神がいた。その神が、「私をよく祭るならば、私があなたと一緒に国を作り完成させよう。もしそうしなければ、国が作り完成させよう。もしそうしなければ、国が完成するのは難しいだろう」と言った。そこで、大国主神が、「それならば、あなたを祭り御霊を鎮め奉るやり方は、どのようにしたらいいだろうか」と言ったところ、答えて、「私を、大和の青々」と垣のようにめぐる東の山の上に祭り仕えよ」と言った。これは御諸山の上に鎮座されている神である。(下略)』(小学館日本書紀)

御諸山というのが三輪山です。

ただ鎮めた神の御名が明示されていないため、現在に至っても大神神社のご祭神に諸説あります。

古神道の解釈では、大国主神が海より来る神に問いかける「神の自感法」と、御諸山の上に鎮めた「神の鎮魂(みたましずめ)」の説神理として解釈されています。

三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ) 奈良県桜井市、大和国一之宮 三輪明神 大神神社(おおみわじんじゃ)は、本殿は設けずに三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社のひとつです。

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