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大和心

第210回 淡路國一宮 伊弉諾神宮-2

著者:小山一夫 / 公開日:2023-02-21

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

淡路國一宮・伊弉諾神宮は、兵庫県淡路市にあります。

御祭神は、伊弉諾尊、伊弉冉尊。

日本書紀では国産み神産みを終えた伊弉諾尊が、淡路島多賀の幽宮に鎮まったとあります。

幽宮ですから、顕界(現界)の宮ではありません。

(因みに古事記では近江の多賀大社にご鎮座されたと書かれています)

伊邪那岐命と伊邪那美命の違いが何なのか、これを男女の違いだと考えるのは間違いです。神は人間ではありませんし、性別もありません。古神道では次のように考えています。少し難しいですが。

伊邪那岐神。伊邪那美神。

伊邪那ハ去来地(イザナ)ノ義ニテ大地ノ運動スルヲ以テ称セリ。(地ヲナト云フコトハ書紀ニ地震ヲナヰト訓メリ)岐ハ気ニテ美ハ即チ体ナリ。但シ此処ハ五魂(直霊和霊幸霊荒霊奇霊之ヲ五魂トイフ)ヲ指シテ気ト云ヒ、五十霊ヲ付シテ体ト云ヘルニテ霊魂ノ気体ナリ。(此処ノ真霊ヲ神直日ト云フ。後章ニ之ヲ橘ノ小門ニテ生レ玉フト 云フハ誤ナリ。猶其ノ章下ニ委シク云フベシ)

つまり「伊邪那」は「去来地”イザナ”」の意味であって、大地が運動する様をあらわしています。

「岐」は「気」であり、「美」は「体」です。但し、ここでは五魂(直霊、和魂、幸魂、荒魂、奇魂、これを五魂という)を指して「気」と言い、五十元素を付け加えて「体」と言うのであって、霊魂の「気」と「体」にあたります。これは神が産霊の力で、神産みをする時の基本的な原理なのです。

伊弉諾神宮  | せきれいの里 ◆◆◆ 伊弉諾神宮境内いわれいい伝え 御由緒古事記・日本書紀の冒頭にその創祀を記す最古の神社。国生み・神生み始まる御神功を果たされた伊弉諾(いざなぎの)大神(おおかみ)が、御子神の天(あま)照(てらす)皇(すめ)大御神(おほみかみに国家統治の権限を委ね、淡路の多賀(たが)の地に「幽宮(かくりのみや)」を構へて余生を過ごされた神宅(かむやけ)の旧跡に鎮座する。この地で終焉を迎へられ…

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