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大和心

第263回 明治天皇-1

著者:小山一夫 / 公開日:2023-07-08

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『明治天皇の伝記を書き始めたときに、どのように書くか、私に決まった態度はありませんでした。しかし調べが進むにしたがって、明治天皇という人物に感心するようになる。そして最終的には、当時の皇帝の中で世界一の存在だった、ゆえに明治大帝と言ったほうがいいのではないかという結論に達したのです。』(「明治天皇を語る(新潮新書)」)

『彼を馬鹿にするような外国人の日記あるいは手紙を、私は一度も読んだことがありません。これまでに何度も強調してきましたが、大帝たる最大の理由は絶大な権力を持っていながら行使しようとしなかったことです。』(「明治天皇を語る(新潮新書)」)

明治天皇について知りたいのなら、先ずドナルド・キーン氏の著書を読むことをお勧めします。特に「明治天皇全4巻(新潮文庫)」と「明治天皇を語る(新潮新書)」は、本当に素晴らしい本だと思います。

コロンビア大学名誉教授ドナルド・キーン氏(1922-2019年)は、米国出身の日本文学、日本学者ですが、日本文学の世界的権威といわれています。

ニューヨークと東京に住む生活を約35年間続けていましたが、2011年の東日本大震災後に日本国籍を取得。日本に永住する意思を表明しました。

日本についての知識と考察は大変深く、その著書を読むにつれ彼の素晴らしさを痛感します。

特に明治天皇の生涯についての研究は、他に追随を許さないレベルだと思います。

「明治天皇全4巻(新潮文庫)」は大著なので、とりあえず「明治天皇を語る(新潮新書)」から読まれるといいかも知れません。明治時代の実像が、天皇の生涯を通してよくわかることでしょう。

ドナルド・キーン - Wikipedia

リンク

ja.wikipedia.org

私のお薦めするドナルド・キーン先生の著書