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大和心

第286回 明治天皇御製  千早ぶる 神のひらきし 道をまた

著者:小山一夫 / 公開日:2023-08-27

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

明治36年の御製です。

千早ぶる 神のひらきし 道をまた

ひらくは人の ちからなりけり

明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。

「皇祖の神々がお開きになった道の大本を、さらにまた豊かに開いてゆくのは、人の力である」

人事を尽くして天命を待つ。

勇・智・親・愛。この4つの徳が、神の四魂の働きなのです。人間はその神意に寄り添いながら、それぞれの世界で、人事を尽くしてゆくことが望まれます。惟神の道とは、「神のまにまに」「神の御心のままに」という意味でもあります。

明治天皇は常に平和を望まれていました。ですから日清戦争も日露戦争も、憲法上やむをえず、不本意ながら参戦を承諾されました。しかし最後の最後まで、外交での解決を期待されていたのです。大和とは、大いなる和魂なのですから。