明治36年の御製です。
千早ぶる 神のひらきし 道をまた
ひらくは人の ちからなりけり
明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。
「皇祖の神々がお開きになった道の大本を、さらにまた豊かに開いてゆくのは、人の力である」
人事を尽くして天命を待つ。
勇・智・親・愛。この4つの徳が、神の四魂の働きなのです。人間はその神意に寄り添いながら、それぞれの世界で、人事を尽くしてゆくことが望まれます。惟神の道とは、「神のまにまに」「神の御心のままに」という意味でもあります。
明治天皇は常に平和を望まれていました。ですから日清戦争も日露戦争も、憲法上やむをえず、不本意ながら参戦を承諾されました。しかし最後の最後まで、外交での解決を期待されていたのです。大和とは、大いなる和魂なのですから。