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大和心

第304回 明治天皇御製  あさみどり すみわたりたる 大空の

著者:小山一夫 / 公開日:2023-10-08

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

明治37年の御製です。

あさみどり すみわたりたる 大空の

広きを己が 心ともがな

明治神宮の「365日の大御心」では、次のような口語訳になります。

「さわやかな浅みどり色に澄みわたった大空の、その果てしない広さを、わが身の心としたいものである。」

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一貫して平和を望まれた陛下の大御心。

世の中は感情的な勢いに呑まれ、戦争へと突き進もうとしていました。

皆が心を鎮め、冷静になって、もう一度平和への道を模索してほしいと願われたことでしょう。

日露戦争を避けたかった陛下、この御製はまさにその日露開戦の年に詠まれた一首です。

「己が」とは自身のみならず、世の中の人々が皆、という意味だと思います。