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大和心

第308回 国学 神国考-5

著者:小山一夫 / 公開日:2023-10-20

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

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前回の倭姫命世記の記述ですが、

皇御孫命(邇邇芸命)の31万8543年、彦火火出見尊の63万7892年、彦波瀲武鵜草茸不合尊の83万6032年を合計すると、日本書紀での神武天皇の言う179万2470餘年とほぼ一致します。

神ですから人間の寿命と比較する必要はないのですが、人類の進化のプロセスを見ますと、大変興味深い話になります。

まず180万年前と言えば、人類の出アフリカの時期に当たります。また進化の面では、猿人(アウストラロピテクス)から原人(ホモ・エレクトス)へ進化した頃です。脳の大きさが二倍になり、身長も1.2倍くらいになりました。ホモ・エレクトスには、ジャワ原人や北京原人などが知られています。(一説には明石原人も)

そしてその約30万年後、倭姫命世記では彦火火出見尊の御代に入るころですが、人類の進化としては、「火の使用が始まった時期」に当たります。これは彦火火出見尊の御神名に通ずるところがあり、大変興味深いです。

さらにその約60万年後(今から90万年前くらい)、ちょうどデニソワ人の頃ですが、これはヒト科に属すると考えられています。またデニソワ人は現代人と交配したとされています。