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大和心

第331回 明治天皇-22

著者:小山一夫 / 公開日:2023-12-02

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

『お札にも明治天皇の顔は登場しない。金貨とか銀貨とかにも天皇の顔は見えません。切手にもない。自分を人に見せようといった、そういう意思はほとんどありませんでした。ヨーロッパの王様とはきわめて対照的です。

明治天皇に対する日本国民の尊敬の念は、ルイ十四世のような故意に美化された理想像から生じたものではありません。彼の長い治世の間に自然と培われた感情なのです。』(「明治天皇を語る(新潮新書)」)

明治天皇は、常に神々と国民の間に立つ、ということを意識されていたのだと思います。

欧州の王族や中国の皇帝のように、自らを美化したり、権力を誇示したり等、無理して自己顕示する事などお考えになられていませんでした。彼等には、民衆を力で支配し、そしてその地位を強権で守ろうとする意識が顕わですが、それによって革命や戦争が繰り返されてきました。

明治天皇は、国家と国民の安定と幸福を日々神々に祈られ、自らに厳しく、国民に寄り添うという姿勢を全うされたのです。国民は天皇という「地位」に対してではなく、明治天皇の大御心に敬愛の情を抱いていたのではないでしょうか。

ドナルド・キーン - Wikipedia

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ja.wikipedia.org

私のお薦めするドナルド・キーン先生の著書