天皇はわかっているだけでも、その生涯に93,032首の御製をお詠みになっています。
明治16年頃から多く詠まれるようになったようなので、その後は恐らく毎日7~8首ほどの御製を詠まれたことと思われます。
その多くは敬神の御製や、国の平和と安定、そして国民の幸せを詠まれたものでした。
つまり、天皇は常に国の行く末を案じ、国民に寄り添われておられたのです。
天皇の大御心は「まごころ」から自然に起きたものであり、それこそが神に通ずる(至誠通天)純粋で聖なるものでした。明治天皇は第122代の天皇ですが、まさに天皇の理想像であり、歴史を遡ってもこれ程の方は中々居られないと思います。
国民に寄り添う、とはなにか。
大御心とはどのようなものなのか。
奈良時代の宣命(詔)に「現御神」や「現神」という語がしばしばみられます。
『これらは「神の御心を心として、天のしろしめす天皇』という意味を持つ天皇の自称」として使われていたそうです。(「宮中見聞録」木下道雄)
明治天皇はそのように自称されてはいませんが、私は明治天皇こそ「現御神」や「現神」にふさわしい方であったと思います。
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