以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。
古神道の視点から、祓祝詞を考察します。
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古事記の冒頭に、
「天地初發之時、於高天原成神名、天之御中主神訓高下天、云阿麻。下效此、次高御産巣日神、次神産巣日神。此三柱神者、並獨神成坐而、隱身也。」とあるが、この部分に神の定義が書かれている。
「天地初めて発けし時、高天原に成れる神の名は、天御中主大神。次に高御産巣日神、次に神御産巣日神。この三柱の神は、みな獨神と成りまして、身を隠したまひき」(「古事記」岩波文庫)
この古事記冒頭での論点は、以下の通り。
① 天地初めて発けし時
② 高天原に成れる
③ 天御中主大神
④ 高御産巣日神
⑤ 獨神
⑥ 身を隠したまひき
原文によると「隱身也」とあるが、本田翁は「古事記神理解」で次のように述べている。
『隠身也。ハ「カクレミニマセリ」ト訓ム。
肉眼ノ見ルコト能ハザル是即神ナリ。(神ハカ クレミノ略語ナルコト上ニ註セル如ク)故ニ造化ノ神々ヲ始メトシテ、天神地祇八百万ノ 神ヲカミト称スルハ皆此ノ義ナリ。人互ニ其ノ霊魂ヲ見ルコト能ハズ。只其ノ言動ヲ観察 シテ五魂ノ活動ヲ知ルモ、霊魂ハ造化ノ神ヨリ分与セラレタル各自ノ神ニシテ幽体ナレバ ナリ。(霊魂ノ原委作用ヲ講究スルハ吾本教ニ於テ最モ切要ノ学科ナレバ別ニ詳論スベシ。) 旧訓ニ此ノ隠身也ヲ「ミミヲカクシタマヒキ」トヨミ、随テ之が説ヲナセルハ甚シキ謬妄 ト謂フベシ。』