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大和心

第384回 蒼海窓閑話  副島種臣翁 2(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-05-10

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

副島種臣の誉れ|明治天皇さま|明治神宮副島種臣の誉れ|明治天皇さま|渋谷区代々木鎮座。大正9年11月1日創建。明治天皇、昭憲皇太后を祀る。他に神宮外苑、明治記念館のご紹介等。

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明治の元勲にして本田親徳翁の高弟であった副島種臣翁の「蒼海窓閑話」(明治31年12月)を御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

蒼海窓閑話卷之上

『疫病等ノ諸病ニ就テノハ(ママ)祓モ無益ナリ。尤人事ヲ盡シテ後、藥效等アル樣ニ祈願スルハヨロシ。』(『副島種臣全集3』)

佐藤先生は所謂病気治しの祈祷は良しとされていなかった。それは効果が有るとか無いとかという観点からではなく、別の理由があったようだ。それについて筆者は、後年いくつか思い当たる處がある。それは人間の寿命に関してだ。無理に死期を延ばすことが必ずしも本人にとって良い事かどうか、それを考えさせられた。やはり人事を尽くして天命を待つ、という姿勢が最善という事なのだろう。

『天下國家の爲、家内族類ノ爲ノ祈禱ハヨロシ。一身上ニ就テノ祈禱ハヨロシカラス。何事モ人事ヲ不盡シテ祈禱スルハ徒事ニシテ、異端外道ノワサナリ。』(『副島種臣全集3』)

私利私欲の祈祷は穢れになる。副島翁の生き様を想えば、説得力のある言葉だと思う。四魂の穢れなき働きを、惟神のままに発揮することが大事なのだ。