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大和心

第394回 大祓祝詞を考える―4

著者:小山一夫 / 公開日:2024-05-26

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。

「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。

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『字解

高天原

高とは、太陽系中の高処、即ち太陽軌道中の虚空にして天の中真高極の処を云う。

天は、 本(モト)、至大無涯の大虚空を云う。

原は、 広大平遠の所を云う。

高天原とは、 我が太陽系中の中極である虚空を云い、之を顕天と云う。

天御中主神の所在の高を幽天と称える。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)

(注)「読み方」では、高天原を「天上界にある国」とする。この漠然とした解釈が神道をあやふやなものにしている気がする。本田親徳翁は、高天原を幽天と顕天に分けることで、天津神の神界を重層化している。ここでは別天津神の神界を幽天、天津神の神界を顕天として説明している。

(注)「延喜式」では、「高天原は青雲の靄(たなび)く極み天の血垂飛鳥の禍無く」(祝詞-大殿祭)とある。

(注)「祝詞新講」では、「高天原」を「この現国(うつしくに)に対して、天上にある神の世界をいう。原は海原、国原、河原または腹などによって明らかであるごとく、すべて広いところを指す語である」とする。

(注)出口王仁三郎「善言美詞・祝詞解説」(以下「善言美詞))では、「高天原」を「全大宇宙のこと」としている。