「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『本田親徳門下数百人、長沢雄楯の下に来り学ぶ又千数百人、稲葉大美津は厳に志を見て人を選びたるも猶学ぶ者幾十名を算えたのでありますが、中より何らかの点にて後世に記して遺すべき人々の名を挙げて仮に道統系図を作れば、左の如きかと思われます。元より私案にすぎませぬ。
昨昭和五十一年六月に山雅房より出版された「本田親徳全集」は、現存の遺著の殆ど大部分を集めたものでありますが、その巻末記に年譜を掲げましたので、大方の読者はその生涯をほゞ了解の事と思われます。未見の方は就いて御覧願うとして、その為人について申添えたいと存じます。先生は幼にして穎悟、頭脳甚だ明晰で且俊敏勇気に富まれたことは万人の認める処であって、別に政治家又は軍人として世に知られた方でもないのですが、郷里薩摩の加世田あたりでは随分伝説的に語りつがれている由であります。即ち少くして藩校に学び、文武両道にはげみ、特に剣を善くしました。全集巻末記の年譜には次の様に記しています。