以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。
「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。

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『○伊邪那岐神。伊邪那美神。の伊邪那は去来地(イザナ)の義で、大地の運動している事を以て此のように申す。地をナと云う事は地震をナイフルとかナイと云うのでも判る。岐は気にして美は即ち体の事を云う』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
ここでは伊邪那岐神。伊邪那美神と書かれている。伊邪那岐命。伊邪那美命ではない。この表記の「神」か「命」かは極めて重要な意味を持つ。古事記のどこでこの二柱が「神」と「命」を使い分けされているか、それを研究すべきだろう。
「本田親徳全集」では、本田翁の口伝抄として「高皇産霊神皇産霊二神ハ神漏岐神漏美卜云フ。此ノ名幽事二付テ大ナリ。之ヲ小ニシテハ現体二化出スルニテ、伊邪那岐伊邪那美トナリ、故二漏岐卜諾、漏美卜冊卜同ジ」と説明している。
『但し此処では、五魂 (一霊四魂=直霊・和霊・幸霊・荒霊・奇霊之を五魂と云う)を指して気と云い、五十霊が付いて体と申せるもので、霊魂の気体である。尚此処の直霊を神直日と申す。天地万物を造化し賜う為に、天御中主神の本体より分剖し賜わった諸神は、所謂分子と申すものである。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
神直日・大直日とは何か、古来より議論のあるテーマだ。本田翁は、この段階での五魂の直日を神直日であるという。後述する天之数歌の5の段に説かれている。