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大和心

第435回 蒼海窓閑話  副島種臣翁 11

著者:小山一夫 / 公開日:2024-07-12

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

副島種臣の誉れ|明治天皇さま|明治神宮副島種臣の誉れ|明治天皇さま|渋谷区代々木鎮座。大正9年11月1日創建。明治天皇、昭憲皇太后を祀る。他に神宮外苑、明治記念館のご紹介等。

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明治の元勲にして本田親徳翁の高弟であった副島種臣翁の「蒼海窓閑話」(明治31年12月)を御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

蒼海窓閑話卷之上

『造化諸神ノ名、皆現界ヨリツケシナリ。既ニ現界アレハ名ナキ事能ス。人モ生レシ故ニ名アルナリ。』(『副島種臣全集3』)

造化諸神とは、古事記の別天津神5柱を含む神代七代の神々のことだろう。

狭義にとらえて造化の三神、或いは別天津神5柱でもいいが、いずれにしても幽の幽の隱身の神々を指していると思われる。

『天地初發之時、於高天原成神名、天之御中主神。次高御產巢日神、次神產巢日神。此三柱神者、並獨神成坐而、隱身也。

次、國稚如浮脂而、久羅下那州多陀用幣流之時、如葦牙因萌騰之物而成神名、宇摩志阿斯訶備比古遲神、次天之常立神。此二柱神亦、獨神成坐而、隱身也。

上件五柱神者、別天神。

次成神名、國之常立神、次豐雲野神。此二柱神亦、獨神成坐而、隱身也。

次成神名、宇比地邇神、次妹須比智邇神、次角杙神、次妹活杙神、次意富斗能地神、次妹大斗乃辨神、次於母陀流神、次妹阿夜訶志古泥神、次伊邪那岐神、次妹伊邪那美神。

上件、自國之常立神以下、伊邪那美神以前、幷稱神世七代』

神の御名は言霊的にその働きを暗示するものが多い。

それは御名を聴く側にどのような働きの神なのかを示す意味もあったのだろう。だが無形の神々しかおられない次元では、その必要性はない。

翁は次のように書かれている。

『神界ニ神名ナシ。古事記序文無名トアル、其實ヲ得タリ。雖無名、其神形劃然相混同セサルナリ。現在神其名アルハ、神現界ノ爲ニ其筋ヲ以テ名ヲ示セシナリ。抑現界ノ現物、現名ナカラサル可ス。名ニ依テ實ヲ正ス。卽神心ナルヲ以ナリ。』(『副島種臣全集3』)