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大和心

第451回 本田霊学の継承-16(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-07-22

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

筆者は佐藤先生から直接、審神者の伝授を受けているので、系統図としては横山氏と横並び(兄弟弟子の関係)にある。故に後輩ではあっても、師弟関係ではない。横山氏の弟子が近くにいる時には、気を使って「信行さん」ではなく「横山先生」と呼ぶようにはしていたが。

しかし彼がスウェーデンボルグに傾倒するようになってから、次第に「善神、正神、邪神、禍津日神、八十禍津日神は存在しません。善霊、悪霊、怨霊、未成仏霊は存在する」(「本田霊学解説書」横山著)などと主張し、道の大原や真道問対を始めとする本田霊学の思想、そして本田翁、長沢翁、佐藤先生についても、ほぼ全否定するかのように変容していった。

確かにその予兆はいくつかあった。筆者に「日本の八百万神は存在いたしません」「成仏するにはどうすればいいか?」「キリスト教の洗礼を受ければ癌はよくなる」「天御中主大神とキリストの神は同神です」等々、会う度に信じられないようなことを言っていた。だが、筆者の健康を案じて、何度もお手紙を頂いている。神道的な話では理解し合えなかったが、人間としてはとても思いやり深く優しい方であったことは間違いない。故に、訃報を受け取った時、とても悲しく残念な思いだった。横山信行氏に対し、心からの感謝と弔意を表したい。