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大和心

第455回 本田霊学の継承-17(4/6)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-07-23

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

問  古人は霊を論じて力と体とに論及せざるなり。(副島)

対  一力一霊一体を以て論説を立つる者悉く偏見なり。(本田)

問  何をか全力と謂ふ。

対  動、静、凝、解、引、弛、分、合なり。

問  何をか全霊と謂ふ。

対  勇、親、愛、智なり。

問  何をか全体と謂ふ。

対  剛、柔、流なり。

問  八力に古称あるか。

対  動力を大戸地と曰ひ、静力を大戸辺と曰ひ、凝力を須比遅根と曰ひ、解力を字比遅根と曰ひ、引力を活杙と曰ひ、弛力を角杙と曰ひ、合力を面足と曰ひ、分力を惶根と曰う。

問  三体に古称有るか。

対  流体を葦芽彦遅と曰ひ、剛体を常立と曰ひ、 柔体を豊雲野と曰ふ。

問  四魂の名漢名の若きは如何

対  古書に勇魂を荒魂と曰ひ、親魂を和魂と曰ひ、愛魂を幸魂と曰ひ、智魂を奇魂と曰ふ。 義訳なり。

と応答しています。之等は「神理解」に述べている通りでありますが、之に関して十五年後の「蒼海 語録」には門人の問に対して、次の様に述べています。

問  神なる者は何ぞ。

曰  天地精霊の気、之を神と謂ふなり。

問  何をか精霊の気と謂ふ。

曰  四精神なり。

問  何をか四精神と謂ふ。

曰  幸魂、和魂、奇魂、荒魂是れなり。

問  何をか幸、和、荒、奇と謂ふ。

曰  幸魂は仁徳是れなり。和魂は礼徳是れなり。荒魂は義徳是れなり。奇魂は智 徳是れなり。

問  四神の形象は如何。

曰  元素は是れ神なり。故に能く神にして通ずるなり。若し定まれる形象有らば、真に能く大なるは小に入る能はず、又能く小なるは大に造る能はず。小に入り大に造り時に随ひて変じて化する有るなり。

ここまで来ると「神理解」の影響がその根幹を為している事を知るでありましょう。更に「蒼海語録」には、

問  神とは何ぞ。

曰  元素是れなり。故に人死して後元素に帰するも亦神なり。元素に二種類有り。 汝の肉体と汝の精神とは是れ資なり。

と申しています。更に