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大和心

第471回 本田霊学の継承-23(2/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-08-01

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

幽斎の修行は、皇法の学びと帰神術から始まる。

帰神術といっても、その者の霊魂がある程度浄まるまでは祓いだけで転霊は行わない。そして転霊が始まってから体を切るまで、通常は数年かかるだろう。この期間については、早い方で一年程度、中には16年かかった方もいるので、個人差が大きい(最後まで体を切れなかった方も少なくないが)。また、体を切ったからといって直ぐに口を切れるようになるわけではない。体を切る以上の期間を要する人もいる。

そのような道程を経てようやく一人前の神主となるが、それは新たなスタートラインに立ったに過ぎない。そこから地道にステップアップしてゆかなければ、審神者にはなれない。日々鎮魂法を修するだけでなく、皇法の勉強も怠ってはならない。そうした努力を何年も積み重ねて審神者になったとしても、神界のお役に立てるレベルになるには、さらなる研鑽が必要だ。長沢翁は天性の才能はもちろん、長年にわたり研鑽を積まれ、審神者として大成された。