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大和心

第479回 本田霊学の継承-28(1/3)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-08-08

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『本田翁は明治二十二年(1889)四月(九日〉埼玉県川越の木村辰右衛門宅にて逝去なされた。翁の晩年の状況又は墓所等は現在全く不明である。その木村氏の曽孫は横浜市に居住して居られるも、大分年代も経て居ることとて現今では、恐らくはその状況等を尋ねても不明であろうと思われる。

翁の死去の後「一年祭」を神神社で三輪武氏が執行せられたが、其の時の祝詞文を本会が所持している。この祝詞は他になにびとも発表せし者はないので、恐らくは誰も知悉せぬものと思われるが、翁の年代履歴を調べる上に於て、大いに参考となる事とて左に記載する。

本田翁一年祭祝詞(仮名は平仮名に変えた〉

掛巻も畏き吾が学の親、本田親徳翁の霊、御名は事玉彦命の御前に、学の子三輪武、慎み敬ひ恐み恐みも白さく。師去の命は今明治二十二年四月、去年の今日、武蔵国川越駅、木村辰右衛門の家にて、俄に御病重りて、阿多良此の世を去給ひ幽世に罷座ぬる事を朝夕に歎き悲しみ志多ひ奉り、歎きの中に年月を経て早く壱年に成れば、是の三輪の神室の奥床に、師の命の御親族、学の子等寄集ひて、斎部居並て、御祭奉仕事を懇切に聞取給ひ、奉る伊弥代の幣を、安幣の足幣と平に安に聞食と恐み恐みも申す。