「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。


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天宇受賣大神を祀る由緒ある神社は、筆者の知る限り、この月見里神社と滋賀県の千代神社の二社しかない。
この大神の御神徳は、帰神術の司神であると同時に、鎮魂石に鎮祭されるという意味に於て鎮魂法の神でもある(猿田彦大神は審神者の司神)。月見里神社は長沢翁が宮司を務める社だが、それは偶然ではないだろう。
佐藤先生は顕神本会設立に際して、長沢翁に月見里神社の御分霊を鎮めた御霊璽を頂いている。筆者も佐藤先生から同様の御霊璽を頂いているが、お鎮め頂いた神々は同じでも、その働きは必ずしも同じではない。それは「霊学の継承 戦後編」の中で説明したいと思う。
結論をいうなら、御霊璽は授けられた方にカスタマイズされているということだ。つまり他の方が引き継いで祀ることを前提としていない。その為か、佐藤先生は顕神本会の後継者指名をせずにお亡くなりになられた。その後、佐藤先生から審神者を許された方々の一部が集まり、顕神本会を存続させることを決めた時、横山氏が会長に選ばれた。だが、それが佐藤先生の本意であったかどうか、それは分からない。もし必要であれば、先生が御存命中に後継指名されていただろう。