神道と日本の記事一覧

大和心

第518回 本田霊学の継承-41(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-09-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

**********************************

『明治十六年十二月、元鹿児島藩士奈良原繁氏、静岡県知事となるや、同藩の誼もあり、育英の為に勧められて静岡に移り学延〔註三〕を聞かれた。或る一夕、天女の羽衣で有名な三保の松原に鎮まり座す、御穂神社の神職であられた長沢雄楯翁(二十七才)が、不二見村〔註四〕三輪の茶屋にて本田翁と会見され、西欧の学術及び皇漢古典の難問につき、攻究激論さるるもついに論破することが出来ず、深くその卓見博識に畏敬して、即時に門下生となられた。後本田翁は清水の長沢宅又は御穂神社、なお又稲葉大美津先生の厳父(当時清水入江町)の処に身を寄せられ、只管修業と指導に専念せられた。と記している。年次や些細な点に異説もあるけれども、堂々として信じ得る文章であって、特に傍点(筆者)の章句等はこの霊学を体得した著者にして初めて断定出来るものと信じられる。因に次の一文に注目せられます。