「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『以上神懸百首の大略を記しましたが、追録として長歌並反歌が二首あり、その外御警告外九首を記してあります。長歌は五七の声調整い中々に立派でありまして、神詠か否かは不明でありますが一首を次に録します。
善きことに凶事い次ぎ 凶事に善ごといつぐと 現身の人は云へども いたづらに伊次ぐべしゃは ゆかりなくいかで伊次がむ よき事は神の御恵 凶事は禍津の御業 皇神の幸へますも 禍神のまじこる事も 己が身の所業には依れ その人の業の報ひぞ つばらかに思ひ明らめ まこともて神を敬ひ 朝な夕な正しき道を 踏めや世の人
(反歌)
よき事も又凶事も各自なす業による報ひとは知れ
神憑百首の編者武栄太夫は、昭和十五年師の長沢雄楯逝去に際し斎主として神葬祭を執行して居ります。大正十一年十二月入門してからこの時已に十八年を経過して居りまして、現職の神職でもあり高弟の代表として斎主をつとめたものと思います。』(『本田親徳研究』)