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大和心

第573回 大祓祝詞を考える―43

著者:小山一夫 / 公開日:2024-10-12

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。

「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。

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『○天津金木を本打切り末切断て、

天津金木の金木とは、字解では堅い木の意とあるが、幽斎問答に於ける、お答えでは、「金木は、クナキなり、クは奇霊なるもの、ナキは去来地気(イザナキ)の地気にして、奇しき大地の気なり」と仰せられて居る。

金木其のものは正しい神霊の憑(ヨ)り付く事を願って腐蝕の起らない、磐境(イワサカ)に匹敵致す堅木(樫・欅等、又は楉(シモト)の木、またコウゾの木とも云われる)を以て作られて居る。是に神霊の御降臨を願って、本打切り末打断て、祓い清められたものである。此の「本打切り」の本は、物事の起源。根本等広く種々な解釈が為されて居るも、此処では、中心或は上下等の祓い清める処を申して居るもので、打切りとは、祓う時には、気力果敢な祓いが必要であることから「打ったり」「切ったり」と力強く表現したものと解するものである。 「末切断て」の、末は、四方・周囲等、「本」と同様に、祓い清めの処の事、「打断て」は罪械れを無くそうと是も強調さを表現したものである。抑(ソモソ)も「神の造られし大地は清らかなものであるが、万物に魂 (陰魂)あり、此の濁った霊 に因って生ずる諸々の罪穢れを祓う」と此のように神界のお答えを得て居るものである。』

(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)