「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『(ニ)大本教事件に対する意見
この書の成立については己に述べてありますから省きまして、内容を概見して参りますと、 「一、国体トハ」と題して、今日帝と皇との相違をよく判らぬ人が多いが、帝国と皇国とは非常な違いがあって是はよく知って置かねばならぬと述べ、次で国体の語について漢書をはじめ延喜式、水戸学派の国体論(会沢正志・藤田東湖)以下「明治元年氷川神社ヲ武蔵国ノ鎮守ト為ス詔」「明治三年正月神灵(しんれい)鎮祭ノ詔」「仝年四月、惟神大道宣揚ノ詔」「教育ニ関スル勅語」等を挙げて明確に説いている。次に 、
「一、明治迄ニ発達セシ国学」と題しては、
明治迄ニ行ハレ又ハ発達セシ学術ト云フモノハ左ノ如キモノデアリマス。即チ
O神典学 O国史学 O律令格式学 O歌学(萬葉集、廿一代集其ノ他ノ歌集ヲ研究セシモノ) O物語日記学(物語日記類ヲ専ラ研究セシモノ ) O古実諸礼学 O軍学(或ハ武士道学ト云フ) O音律学 O日本学 O系統学 O古醫学(大同類聚方医心法神遺方以上ヲ研究セシモノ) O灵学
此ノ外ニ必要ノ学科ハアリマスガ、専門トシタモノハ以上ノ十二科デアリマス。斯ウ云フ風ニ日本ノ学術ト云フモノハ十二派ニ分レマス。ソレデ総テ此ノ神典学カラ後ノ十一派ノ学説ハ生ジマス。