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大和心

第627回 本田霊学の継承-95(1/3)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-11-18

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『大本教事件について述べることは本題でありませんから省略しますが、この書は之から叙述が転じて幕末維新以来の歴史論となり、維新政府を成立させた思想的指導理念は平田神道であったが、維新後は国学者は次第に洋学思想に押えられて衰え、神祇官から神祇省、更に神祇省が廃されて教部省となり〈教導職を置いて布教したこと)、大教院とその独立、教導職も廃止し各宗派に管長を置いたこと、神道十三派が追々起ったのは明治十七年教部省が廃された頃からと、その混乱と腐敗の推移を明確に述べて、例えば出口直の信仰は金光教の熱心な信者であって、金光教で艮の金神などを信仰しているがそんな神は神典にも何もない。そういうものを政府で許可した理由が判らない。金光教から出たので、出口直の大本教が悪いとなればその本の金光教が先ず罰せられねばならぬ、それは認可した内閣が責任を負わねばならぬとのベて居ります。更に転じて洋学特に理科学の圧力に対して国学者が殆ど対抗出来なくて急激に衰えた事に触れて、

ソレカラ私ノ師匠ノ本田親徳ナンカハ、平田篤胤迄ノ学者ノ学説ノ足リナイ所、悪イ所ソレカラ理学ダノ科学ノ力、サウシテ此ノ神典ガ理科学ニ矛盾セヌト云フコトヲ、古事記日本書紀ナドノ矛盾セヌト云フコトヲ主張シマシテ、理科学ノ上カラチャント改修シタモノデ、此ノ本田親徳ニハ古事記真理解ト云フヤウナ著述ガゴザイマシテ、サウ云フ類ノモノニ不都合ガゴザイマスト理科学ヲ以テ觧シマス。