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大和心

第650回 本田霊学の継承-108(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2024-12-06

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

「本田親徳研究」(鈴木重道氏)を参考に本田霊学の継承について御紹介したいと思う。解説については自説であり、本田霊学としての公式見解ではない。

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『帰神は宇宙統御の大霊に感合する為の神法ではあるが、其を執行する場合に於て、特殊な例を除いては大霊(大神〉が懸られる事は無いとのことを屢々述べてある。我々顕界から各種萬般に渉つての用件解決の御神誥を願うとしても、細事に就ては此の大霊が直接に御教示下さった例は未だ聞いて居らぬ。幽冥界に於ては総ゆる部門部所に、其の方面に精通せる神々が其の任務を分掌されて居る。この分掌の神は、それぞれ部属の神をして其の事務を掌らしめられて居られる。人に憑依なされる神は、此の部属の神とか、その御眷属の霊が多いものである。それ故、帰神執行の際に、例えば海辺の事を分掌されて居る霊が懸られたとき、この霊に山間の要件をお尋ねすると、「吾は知らぬ」と申され、更に「他の分掌(分担)の霊と替わる」と申され、直ちに体を切って御帰りになる。と瞬間に再度体を切って、其の部所に詳しい霊と入れ替わられ、他霊が御懸りになる事がある。此の如く、幽冥界に於ては、分掌部属なる組織が歴然として存在せる事は、神懸りを執行する上に於て、判然と認められる処である。なお、分掌の異なる霊が「吾は知らぬ」と仰せられでも、必ずしも其の方面の知識が全く無いのではなくて、ただ詳細な事柄を存ぜられぬ為に、他の部属の霊と替わられるものである。斯の有様は、儼格整然たる神界の組織の一端を窺い知る事が出来るものではないかと惟う。 (余録十四)