以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。
「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。
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『本 文
九、遺る罪は在らじと祓へ賜ひ清め賜ふ事を、高山の末・短山の末より、佐久那太理に落(オチ)多岐都速川の瀬に坐す、瀬織津比咩と言ふ神、大海原に持出なむ。』(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)
(注)「読み方」では、現代語訳として「後に残る罪はないだろうと、神に祈って害悪をお除きになり、汚れをお払いになる様子を、高い山の頂上や低い山の頂上から(下に向けて)勢いよく激流として流れ落ちる流れの早い川の川瀬にいらつしゃる(川を下りていく)瀬下りつ姫という神が大きな海原にきつと持っていくであろう」
(注)「祝詞新講」では、「一切の罪穢れを祓い清めさせられるであろうが、斯く祓い遺った罪穢れをば彼方此方の山々からたぎり落ちる、急流の瀬に坐す瀬織津姫神が、大海原に流し遺り給うであろう」
『字 解
遺(ノコ)る罪 残って居る罪
在らじと ないように。ありませんように。
祓へ賜ひ ないように。ありませんように。
清め賜ふ 清浄にすることの尊敬語。
高山の末 高い山の頂。
佐久那太理(サクナダリ) サクは栄える。ナグリは傾れ。激しく落ち来る状態。
多岐津 激(タギ)つ、水が激しく沸き上がる。逆巻くこと。
速 川 流れが早い川。
瀬 川などの浅くて徒歩で渡れる所。浅瀬。
坐 す おいであそばす。』
持出なむ 持出されるでしょう。(「顕神本田霊学幽斎記録篇」)