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大和心

第739回 大祓祝詞を考える―78

著者:小山一夫 / 公開日:2025-02-09

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。

「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。

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ところで、穢れが消滅するという意味をどう考えるか。大祓祝詞では祓い戸の四柱の神が働く場が4つの階層に分かれている。これはそれぞれの場面で異なる祓いが行われているということ。そしてその最終場面が根の国底の国というわけだ。この一連の流れは、細分化の意味があると思う。つまりどんなに毒性の高い物質でも、究極まで細分化されたならば、例えば素粒子レベルまで分解されれば、その毒性を失うのと似ている。そして50元(霊)まで細分化された無形の元素は、次の生成化育の原質となる。その分解による浄化の過程を、大祓祝詞は説明しているのではないだろうか。

(注)「善言美詞」では、「速佐須良比売神」を『佐須良は摩擦(さする)なり。揉むことなり。空にあっては雷、地にあっては地震、皆これ佐須良比売の活動である。要するに全世界の大修祓法は、大雨で流し、洪水津波等で掃い、大風で吹き飛ばし、最後に地震雷で揺ってゆって揺り滅ぼすのである。これが即ち、「神輸」の世界の大洗濯、大掃除、第二次の大立替である』。

意味は分かるが、人間の側から見れば、そう何度も大掃除されてはかなわない。

また、祓戸の四柱の神々を「宇宙一切の新陳代謝の神界の大機関」としているが、これは言いえて妙であろう。