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大和心

第766回 本田霊学の継承 戦後編-27

著者:小山一夫 / 公開日:2025-03-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『私は唯打たれた如く凝然と端座正笏の身をこわばらして居りました。やゝあって、残る罪はあらじ、天津神殿の如くさはやかに清まれり。今宵の幽斎いたく神界喜ばむと仰せられました。そこで審神者から一つ伺い度き旨申出されますと、「語られよ」とありまして、次の様に伺いました。

この磐境で御座います。天津磐境という此は神界の御経綸によってかく定められたかと存じますが、かかる斎場に於て幽斎を執り行えたことは何かのお導きとかく思います。就きましては、辺津宮、中津宮、沖津宮と二つの場所にそれぞれ神々がお鎮りになられました由縁につきまして、お語り出来まする範囲にてお物語り賜り度、御願申し上げます。

之に対しては

わが神幸栄えるが如く、荒魂はい向う国をきため、日向の国の大宮に坐す皇孫命は和魂 幸魂にて護る。詳しくは語れぬ法則もあり、唯一言、後の世に至りて、弘安の役、元寇の戦と、下りては日露の戦あり、和魂は天皇命をはじめ、民を護り、荒魂は外国よりの護りの神とある。また受霊の事もあるが、吾職掌なし、極めて軽き答なれど許れよ。

審神者は「恐れ入りまして御座います」と挨拶申上げました。

職掌終り天津神殿に神上る

と申されると同時に、神主は体を切り、又体を切って別神が憑依されました。佐受比古命と申されました。やがて神祗伯が召され一言質問を許され受霊の事、青甤の玉について御啓示をいただきました。』(「一本の道」)

神にはそれぞれ職掌がある。故に御懸りになる目的によって、または他の理由から幽斎の途中で体を切りなおし代わられることも珍しくない。