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大和心

第785回 本田霊学の継承 戦後編-39

著者:小山一夫 / 公開日:2025-03-20

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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思い出草 (「佐藤卿彦先生遺稿遺影集」)

顕神本会顧問 大久保藤男

『佐藤卿彦先生は、人格高潔にして温厚、一切を包容する宏大な精神力の所有者であり、又卓越した霊学者であった。

初めてお逢いして対面した折、何かそくそくとした怖さを感じた次第である。

後にその事についてお伺いした処、それは霊魂の違いですよ、私も若い頃、長沢雄楯翁、稲葉大美津翁に対面した際、怖かったですよと言われておられた。』(「佐藤卿彦先生遺稿遺影集」)

佐藤先生は何時間お座りになろうと足を崩されなかった。いつも羽織袴姿で、近寄りがたい雰囲気があった。幽斎に際してはいつも、畏怖というか大久保翁が仰るような怖さを感じた。心の奥底まで見透かされてしまうような、そして霊魂の状態をすべて白日に晒されるかのような、そういう厳しさを常に感じていた。