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大和心

第790回 本田霊学の継承 戦後編-42

著者:小山一夫 / 公開日:2025-03-25

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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佐藤先生の御存命中から毎月1~2回、大久保翁のご自宅に伺って稽古を受けていた(事前に大久保翁から佐藤先生の了解を得ていた)。月例の幽斎とはまた違う感覚があった。当時筆者は、佐藤先生宅(藤岡神殿)と、大久保翁宅、そして月例幽斎と多いときは月に3回、少ないときは2回ほど、他感法の稽古を受けることができた。なんとも最高の環境だったと思う。そこまで御教授頂いたにもかかわらず大成できない筆者は、全く以て先生方に合わせる顔がない。大変申し訳なく思っている次第である。

筆者の後輩だった渡辺勝義氏は、佐藤先生の晩年に御自宅での稽古を断られていた。筆者が御自宅に伺った時に、しばしば「渡辺さんから電話が来ましたが、お断りしました」と言う話を聞いていた。だとすれば、月例の会にも来ていなかったので、数年間は幽斎を受けていなかったと思う。ただ、横浜の相原翁のところには行かれていた可能性があるので、全く機会がなかったわけではないかもしれない。

佐藤先生によれば、渡辺氏は審神者の伝授を度々要望していたとのこと。だが、筆者の知る限り、自分から審神者の伝授を要望した方で伝授された人は過去一人もいない。