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大和心

第807回 本田霊学の継承 戦後編-51

著者:小山一夫 / 公開日:2025-04-08

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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「惟神・現代語訳」が書かれた頃までは、彼の考え方は、大筋で佐藤先生の思想の範囲内だったように思う。それがスエーデンボルグに傾倒し始めた頃から、本田霊学の説から離れてゆく。その理由はいろいろあると思うが、確証がないのでここでは省く。

横山氏が独創的な思想を構築してゆく事については、傍からとやかく言う気はない。最終的に本田霊学を全面否定した彼の説(横山霊学?)が、果たして本田霊学と言えるのか、それ以前に神道と言えるのか?という問題はあるが、それは見解の相違ということか。いずれにせよ筆者は佐藤先生から学んだ本田霊学を命の限り探求していくつもりだ。

ただ1997年の「顕神本田霊学法典・改訂版」は、先生の説を基本部分から否定するものであったため、とても納得できるものではなかった。著者名を変えずに改訂版を出せるのは、この場合先生ご本人だけではないだろうか。佐藤先生の名のもとに、無断で内容を変えるのは、お亡くなりになられた先生への冒涜だと思う。

意見の相違があるのなら、著者佐藤卿彦、改定者横山信行とするべきだ。その場合、先生の文章はそのまま残し、(注)として自説を併記するのが正しいと思う。そして、どちらが適切な説かは読者に判断を任せればいい。この点について、御本人に指摘したことがあるが、本になった後だっただけに、横山氏から何も返答はなかった。