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大和心

第818回 本田霊学の継承 戦後編-58

著者:小山一夫 / 公開日:2025-04-17

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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「晩年、取り巻きのために先生の心境に少しずつ変化が見られたので、半年程御自宅に行かないことがあったが、或る時電話を入れると、「貴男には約束していたのにすまないが、しばらく来られなかったので、代りに若い人を二人程審神者に選びましたよ」とのこと。

筆者は「先生、私にはそんなこと何の気遣いも要りません。なりたがっている人にならせるのが一番良いでしょう。事情はすでに分かっておりました。そんなことよりも、今月またお稽古に伺います」と申し上げたことがあった。」(「古神道の秘儀」)

「若い人を二人程審神者に選びました」とあるが、これも間違い。実際には、筆者と斎藤氏、そして横山弘氏(信行氏の弟)の三名。「なりたがっている人」とは渡辺氏本人のことであり、我々ではない。渡辺氏と違い、我々は一度も先生に申し出たことはない。むしろ授けて頂いてよいのだろうかと、大久保翁に相談したくらいだ。