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大和心

第831回 本田霊学の継承 戦後編-65(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2025-04-28

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『此れは、昭和四二年正月二日月見里神社の祭典に、横山節男氏御夫妻と参加、偶々先生はお見えがない為、門人一同で先生宅を訪問し年賀を述べた後、全御夫妻と若い方二人で、岡部の神神社を訪れた。全社は本田翁が参拝したした折「よい神憑りをした。」(先生のお話しでは自感法との事)と、仝神を深く尊崇し長期滞在をされた所である。到着の処すっかり夜の暗に閉ざされ、静寂の中にあった。本田翁が滞まられた、ごく小さな家居も現存していた。

社務所を訪れ、本田翁の真神の額を拝見した。翁の鎮魂石を祀るお社は、社務所の一室にあった。この石はこぶし大で中がくぼんでいる由、又翁が御自分が帰幽した後は、我が霊魂が、此処に鎮まると言われたものである。三輪宮司の案内で、唐紙を開けた瞬間、すざましい神気に打たれた。相当大きな社で、中央に大物主神、右に天照大神、左に翁の鎮魂石が祭ってあるそうである。鎮魂について、石に天宇受売大神の御神霊を、審神者から鎮めて頂いて、朝夕修行するも のであるが、前述の翁の例の如く、自己の霊魂も鎮まるもので現幽を通ずる懸け橋の如く、最も貴重なもので決して粗末にあつかってはならない。

ちなみに、長沢翁の石は月見里神社の一角の小社に、又先生のは、現会長横山信行氏宅の庭に祭祀されてある。