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大和心

第839回 本田親徳翁 産土神徳講義-9(2/3)

著者:小山一夫 / 公開日:2025-05-03

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

[そして、]そのような本当の祈祷をする[ため]には、心を清浄にするのが一番大事なことなのだ。

『その一番大事な[清浄な]心持ち[になるに]はどのようにすればよろしいのだろう[か]』と問う人がいるならば、それ[=その答え]は、この氏神[※ここでは産土神]の御支配の人心の内に『省みる』という魂[=直霊(なおひ)]が一つ入っている[こと、それが答えなのである]。

この『省みる』というのは、『我が身は昨日まであらゆる行いについて、あらゆる心持ちがことごとく善い方向にあっただろうか』、また、『人は知らないけれども悪しき心が出[てしまっ]ただろうか』と、魂と体との事柄を、生まれてから、まさにこの今までのところを心の中によくよく調べてみると、さきほども言う通り、残る陰りもなく、明るい鏡に姿を映すように、写真のように、毛筋の裏側[まで]もあますところなく見える、その見えるところの影と形をもって、また我が心の底に[ついて]探索してみると、昨日までの言行[が、あるべき言行と]ことごとく違っていて、『あのことは実に後悔[すべきこと]だ』、『あのことは実に恥ずかしいことだ』、『このことは恐れ多いことだ』、『今までのことは愚かなことだ』、『悪いことだ』、『阿保なことだ』とか何とか[自ら]覚ることができる[、そういった]ものだ。