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大和心

第843回 本田霊学の継承 戦後編-71(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2025-05-06

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『大部古い話になるが、私が昭和二十一年中支から復員し、その年の秋頃、浦和の伊藤先生の紹介により、天行居の正野明澄先生の知遇を得た。この方は、山雅房の川内敬五先生や横山節男氏とは旧知の間柄であった。この方は若い頃三年間坊主頭の髪が、肩に垂れる迄、専心鎮魂の修行を行い、大変霊的な進境があっそうである。この鎮魂方法が、どの様にして行われたかは知らぬが、本田翁の伝えられた古法式の鎮魂とは別個のものと思わざるを得ない。この先生は、例えば病人を視るに、あたかもレントゲンで透視するが如く見透し、その原因を追求するのに誠に適格で、佐藤先生と仝様に、すべての問題について恐ろしい力を持っておられた。』(「佐藤卿彦先生遺稿遺影集」)

斎藤氏と筆者は、山雅房の川内敬五氏に佐藤先生をご紹介頂いた。川内氏は先生の御本の出版元だったこともあり、神道や神仙道、仙道などに造詣の深い方だった。川内氏の自宅にも伺ったことがあるが、大きな神棚に様々な御神体や御札等が並んでいた。仕事柄宗教関係の先生方に会う機会が多く、次第に御神体等が増えていったとのこと。氏はとても親切で優しい方だった。