戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『㋩ 先生御在世中は、各所の神社でお稽古会を行った。人間的な考えとしては、各神社側の承認を得て行っているものゝ様に思っているが、神界は、もっと厳重な礼(霊)の交流があり、事前に必ず月見里、御穂神社の御眷属が、礼を尽くして、その神社の御神霊の御承認を得て行っているものである。』(「佐藤卿彦先生遺稿遺影集」)
月見里神社は神界では大社であるという。神界は時間と空間を超越しているが、月見里神社は我が国の神社の中でも明らかに抜きんでている存在であった。御眷属の柱数が多いのは、それだけ職掌の幅が広く、働きが広範に及んでいるということである。