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大和心

第869回 本田霊学の継承 戦後編-83

著者:小山一夫 / 公開日:2025-05-22

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

戦後の本田霊学の継承に関する考察は、まず佐藤卿彦先生の紹介、そして佐藤先生の弟子達について、特に大久保藤男翁、横山信行氏、渡辺勝義氏を中心に、皇法の伝承、鎮魂法、帰神術をテーマに考察する。その後、佐藤先生と鈴木重道氏の著書等を参考として、佐藤先生による公式・正式幽斎の偉業を振り返りたい。

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『㋷ 月見里神社の祭典には、しばしば参加したが、その内奇異な事に気付く様になった。先生は元来病弱な為もあり、時折不参加の事もあった。その際何となく神気の乏しさを痛切に感じる様になった。之は後に感じた事だが、先生御参加の折は、一段と神気が鋭く、或時仝社の雄大極まる大霊を拝したと仝時に御社殿の両側に、御眷属様方が並ばれていたのを、影絵の様に拝した事がある。先生の御霊魂を、一、ニ度拝した事があるが、我々常人の霊魂に比較すると約二倍位の大きさがあった。幽斎と言うものは、或る意味に於いて、我が霊魂をもって、神霊に対するという原則があるが、仝社の御神霊に対し、先生の霊魂が相応じた為の神気の厳しさと悟った次第である。』(「佐藤卿彦先生遺稿遺影集」)

佐藤先生は伊勢大審神者として活躍された方なので、神界もそれ相当の対応をされたのだろう。「霊を以て霊に対する」の神界の法則は、恐らく双方向に働く。それにしても大久保翁が「雄大極まる大霊を拝した」と書かれているが、それも神界の許可があってのこと。大久保翁も神界に深く愛された方であったに違いない。