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大和心

第956回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-41(1/2)

著者:小山一夫 / 公開日:2025-07-30

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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その点について、本田翁は三種の神器をテーマに次のように述べている。

「鎮魂ノ祭ハ人間霊魂ノ作用一大事件ニシテ、三種ノ神宝卜共二皇孫命二大御神ヨリ御伝授アリシモノニシテ、三種ノ神宝卜雖モ天祖ノ御霊ノ憑リツキ坐サズバ何ノ益カアラム。然レバ三種ノ神宝ハ天皇ノ御宝ノ至極上等二位スルモノト雖モ、強テ之ヲ申シ上ゲンニハ鎮魂ノ器械トモ唱ヘテ大イニ違フ処ナシト思ハル、也。此フ善ヘテ云ハムニ、天祖天孫ノ霊魂ハ活物ノ最大要ニシテ、玉餌鏡ハ神工人エニ掛ルモノナレバ也。尤モ此ノ鎮魂ノコトハ三種ノ神宝ノコト至尊ノ御為皇国人民ノ為大事件ニアレバ、別二又委シク申スペシ』(「古事記神理解」)

『鎮魂の祭りは人間の霊魂の作用における非常に大事な事柄であって、三種の神宝[=三種の神器]と共に皇孫命[=邇邇芸命]に大御神[=天照大御神]より御伝授があったものであって、三種の神宝[=三種の神器]といえども天祖[=(ここでは)天照大御神]の御霊が寄り憑いていらっしゃらなければ何の意味があるだろうか。[いや意味がない]そのため、三種の神宝[=三種の神器]は天皇の御宝の上等の極みに位置付けられる存在だとは言うものの、強いてこれを申し上げるのならば、『鎮魂の器械』と呼んでみてもそれほど間違いではないと思われる。これを喩えて言うならば、天祖天孫の霊魂は生きとし生けるものにとって最も大事な要であって、玉・劔・鏡は神が手を加え、人が手を加えた物なのである。もっとも、この鎮魂のことは三種の神宝[=三種の神器]のことであり、天皇にとっても、皇国に属する人民にとっても、大変重要な事柄であるので、改めてまた詳しく解説するつもりである。』(西原氏現代語訳)