本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

************************
『白い布で包んでピッタリと縫いつけ、次に白羽二重の袋に入れて口を開かぬように縫いつけて紐をつけ、更に金襴の上袋に入れ、木の小箱に納めておき』だが、これも正しいとは言えない。
筆者と斎藤氏が佐藤先生から鎮魂石を授けて頂いた時、翌朝自宅で鎮魂法を始めたら、羽二重の生地が薄くて石がうっすらと見えていた。そこで翌月先生に石をお渡しし、石自体を白い布で包んで頂いた。これは斎藤氏も同様である。
つまりその時(昭和50年代中盤)までは、白い布で包むことはなく羽二重に直接入れていたわけだ。先生のお持ちの在庫が少なくなってきたこともあり、後日、羽二重と金襴の袋と、木の小箱を先生の代理で買いに行ったので、薄い生地の羽二重の袋の在庫が無くなってからは、また以前のように直接羽二重の袋に入れていたものと思われる。つまり白い布で包む云々は、たまたまそういう時期があったということだ。