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大和心

第990回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-66

著者:小山一夫 / 公開日:2025-09-04

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『第一節 衣服・場所

鎮魂を行う場合の衣服は必ず清潔なるものを着用する。出来たら白衣、白袴で行うのがよいが、清潔な着物であれば差支えはない。袴は必ず着すべきである。洋服などでは兎角精神の緊張を欠くのではないかと思はれるが、これは信念の問題でもあるので差支えはない。衣服ばかりでなく、「ウガイ」「手水」を使って清らかにする事も必要とする。

場所は静かな処がよいが、修業が積んでくると賑かな(音響)所でも自在に出来得るものである。本田翁の伝える神伝秘書に

一、身躰服ヲ清潔ニスベシ

一、幽邃ノ地閑静ノ家ヲ撰ム可シ

一、身躰ヲ整へ瞑目静坐スベシ

一、一切ノ妄想ヲ除去スベシ

一、感覚ヲ蕩尽(トウジン)シ意念ヲ断滅スベシ

一、心神ヲ澄清ニシテ感触ノ為二擾(ミダ)レザルフ務ムベシ

一、一意二吾ガ霊魂ノ天御中主大神ノ御許二到ル事ヲ黙念スペシ

右の項目は、鎮魂法のみではなく、帰神術に於いての注意並びに要点を申し述べられている。

鎮魂修法の部屋(座敷)は、あまり広くなく、畳数で大体四畳半ぐらいが一番適当である。此れは精神統一をとる場合に、広いと散漫となり、狭いと気分が萎縮する為である。光線は、前方より来る処は悪い(窓へ向う場所は不適当)。なるべく背後より来る様な処撰びたい。

正面に当る処の壁面は、色彩の派手な物の場合は、兎角眩惑又妄想を起し易く、白色なものは眼を刺戟させ疲れを招く為に、これは是非徐けるべきである。壁面の色の最も適して居るものは、無地の黒か紺色が一番理想であろう。壁面に色彩模様が有るとか、白色の場合は、正面に三尺四方ほどの布、又は紙を貼る事である。此の色は右に述べた、黒又は紺の色が適当である事は同様である。』(「顕神本田霊学法典」)