神道と日本の記事一覧

大和心

第997回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-71

著者:小山一夫 / 公開日:2025-09-11

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

************************

英国の理論物理学者ホーキング博士は、「宇宙誕生に神は必要ない」と主張している。

ここでの「神」は天地創造をなした造物主だが、博士曰く、

「宇宙は無から自発的に生まれる」、「何を信ずるかは個人の自由です。でも私は、ごくシンプルに考えます。神は存在しなかった。創造主はいない。運命はだれにも決められない、と」。

そして、この考え方は近年、多くの支持を集めている。

つまり博士に言わせると、「すべては自然法則」なのだ。

ウパニシャッドに於ける「神」とは、 もとより人格神でも、造物主でもなく、 造化のエネルギーつまり自然法則そのものだ。ウパニシャッド、道家、原始仏教、古神道、禅が信仰を要求しないのは、当然のことだったといえる。

宇宙と大自然について科学の視点から学ぶことは、真我やサマディの理解に必ず役立つだろう。なぜなら、人類は宇宙の一部だからだ。宇宙の起源や進化を語ることは、人類の起源や進化を語ることに繋がる。どこを見ても、周りにあるもの全て、ビッグバンによって生まれ出でたもので造られているからだ。

我々が死を迎えれば、それはまた何かを形作る元となるだろう。それこそが万物の流転であり、終わりなき生成と分解、そして再生という無限に続くプロセスなのだ。