本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『一、身躰服ヲ清潔ニスベシ
一、幽邃ノ地閑静ノ家ヲ撰ム可シ
一、身躰ヲ整へ瞑目静坐スベシ
一、一切ノ妄想ヲ除去スベシ
一、感覚ヲ蕩尽(トウジン)シ意念ヲ断滅スベシ
一、心神ヲ澄清ニシテ感触ノ為二擾(ミダ)レザルフ務ムベシ
一、一意二吾ガ霊魂ノ天御中主大神ノ御許二到ル事ヲ黙念スペシ』
これらは本田霊学の基本であり、門人皆が努力目標としているものである。
鎮魂において、上記4~7ができなければ、満足のゆく霊肉分離・神人合一はできない。もちろん、一朝一夕にできるものではない。ほとんどの人達は、10年20年かかっても納得のゆくレベルには至れないだろう。何故なら、「神界の許可」という努力だけでは超えられない壁があるからだ。
鎮魂法は時間をかけて、薄絹を重ねてゆくように地道に積み重ねてゆく修行である。
鎮魂石を授与するかどうかは、審神者がその人の信念の確かさや霊性を総合的に判断した上で決めるわけだが、実際には、神意によるものである。佐藤先生も仰っていたが、授けるかどうか熟慮したような場合には、石に御神霊がなかなか鎮まらない。