本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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① 『本田先生は深山幽谷で修業をなし、田舎の寂しい一ツ家とか、奥深い神社などを選むで、最上の修業地とされて居る。是は従来の行者なぞの行り方である。大本の霊学は、神界から定められた霊地、下津岩根の地の高天原で修業する事であるから、何程喧しいでも、人家密集の場所でも少しも構はぬのである。』(「大本史料集成」)
環境条件としてのこの項は、落ち着いた静かな環境であればいいという事。心と霊魂を鎮めるには、うるさいところよりも静かな場所や時刻を選んだ方が良いのは、いちいち理由を説明する必要もないだろう。本田翁が深山幽谷を選ばれたのは、本田霊学を復興させるために、由緒ある神社や霊的に優れた地を探されたからである。しかしながら、翁は門下の弟子達に、街から離れて山に籠れなどとは言っていない。