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大和心

第1090回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-134

著者:小山一夫 / 公開日:2025-12-10

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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(本田親徳全集「霊学抄」の西原壮聡氏による現代語訳)

こ[の記載]は、その[=伊邪那岐命の]霊魂を附着させ[た玉によって、天照大御神を]現天[=顕天=顕の高天原 ⇔幽天=天御中主神が主宰するのが幽の高天原]の主宰たらしめようと、[伊邪那岐命が]御定めになった[ことに関する]ものである。そして、[時代が下り、天孫降臨の条において、]この玉は天照大御神から皇孫二二岐命[=邇邇芸命]に御授けになられることになった。

この時の事実を古事記に見つけ出す[ことができ]、[そこには、]「男喜志(おぎし)玉」、「男喜志(おぎし)鏡、剣」、と[記されて]いる。[※古事記では「遠岐斯(おぎし)」Cf.「遠岐斯(此三字以音)八尺勾璁鏡及草那藝劒」 本田親徳翁は、〝おぎし=「招」「撝」「披」「袁岐斯」〟という言葉の中に、霊魂を鎮安する神法が含意されている、と考えている。(『謹問平山大教正閣下』)]

「[天照大御神が]三種の神宝[=三種の神器]を〝帝位の御印〟として[邇邇芸命に]御下しになられて以来、歴代の天皇は言うまでもなく、万民[に至るまで]皆、その御心[=『古事記』にある「此豐葦原水穗國者、汝將知國、言依賜。(この豊葦原水穂国は、汝[=邇邇芸命]が支配する国であるぞ、と御命令なさった)」という御心]を大切にして、尊奉崇敬[=尊び崇敬すること]して、[これを]怠らなかったが故に、[天照大御神の御心が]神が神たる理由[である霊力を発揮なさって、その結果]、あらゆる人々が、利益や霊験[といった恩恵]を蒙ることになった[のである。]

こ[の事実]は、国史において明らかであり、太陽、月と光を争うほどに[はっきりとした事実なの]である」と言ったとしても、[それが]私の嘘ではないと、[皆、]納得してくれるはずである。そして、[その一方で、]今、本教[=皇学。古事記、日本書紀等の皇典]においては、[鎮魂法の実践方法についての]証となる文章[が存在せず、これ]を一つも引用してくることができない。それ故に、[私は、ここにおいて、]その招魂の作法[=鎮魂法の実践方法]を伝授しようとしているのである。