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大和心

第1127回 本田霊学の鎮魂法と帰神術について-160

著者:小山一夫 / 公開日:2026-01-14

掲載準備版・未公開。公開日は元ブログの投稿日です。

本田親徳翁の「鎮魂法と帰神術」について考察したいと思います。

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『終了の際は、審神者が神霊の御昇神を御願いして二拍手をする。神主は審神者の拍手を聞くと、既に霊は昇られた後であるから、判然とした自意識に返る、故に、組んだ手を離し、叉手をして神界に深揖する。是れを視て審神者も同様深揖を行って終りとなる。

時間は初歩の内は、十五分−二十分とする。神主が練達し高霊が懸られる様になると、詩歌を御作り願うとか、書画の御揮毫、又は学術問題とか、各種諸要件について御教示を給はる場合などには、所要時間も当然長びく訳である』(「顕神本田霊学法典」)

帰神術が進んでくると、体を切り、口を切るようになる。それについては後述するが、簡単ではない。焦らず、気長に構えた方がいいだろう。先は長いのだから。

本田翁がそして佐藤先生が、鎮魂法と自感法をなぜ重視するのか。その理由は審神者そして神主にとって霊肉分離が必要不可欠だからだ。その為には、皇法を学び浄心を心掛け、そして幽斎の祓いを受け、日々鎮魂法の修行を続けるしかない。その地道な歩みが、神界への近道なのである。

昔、佐藤先生に一筆墨書頂いたことがある。筆者はそれを見る度に先生の面影が浮かんでくる。

「難しとて 努弛みなく 勉めなば

遂に至らむ 道の奥がに」 (「神憑百首」)